目次
概要
GCPに立てているDBのコストを削減したかったので、確約利用割引(CUD)を適用して、コストを半減させました。
その名の通り、長期間利用することを確約することで、安くサービスを利用できる仕組みです。
サブスクリプションのサービスでも、よくあるタイプですね。
長期間利用する前提だったので、3年確約しました。
FinOps
私もつい最近知ったばかりなのですが、クラウドのコスト管理をするためのフレームワークをFinOpsというらしいです。
CUD適用がFinOpsなのかというと、ちょっとよくわからないのですが、コスト最適化のための一施策としてはありうる選択肢なのかなと思います。
FinOpsって付けるとcatchyかなと思ってタイトルに付けました。すいません。
FinOps Foundationなる組織もあるみたいです。
Cloud SQLのコスト
基本的には、CPUとメモリについて課金されます。
ネットワークの下りのトラフィックにも課金されます。
下りってどっち方向?と思うかもですが、Google様をお上と考えると分かりやすいです。
詳細については、Cloud SQL の料金に記載があります。
注意点としては、当たり前ですが、HA(高可用性)適用すると、インスタンスも倍になるのでコストも倍になるってところです。
コスト計算ツール
個人的には、利用料金表から手計算するのをおすすめしますが、脳死でコストを積算してくれるツールpricing calculatorもGoogleは提供してくれています。
クラウド破産という言葉があるくらいで、クラウドのコスト計算を間違うと致命傷になりかねないので、私は検算用に使うようにしています。
たしかQiitaの記事でクラウドの高額請求が来たけど、プロバイダに泣きついて、免除してもらったよみたいなお涙頂戴系とも自虐系とも言えない記事を見たことがありますが、
そうした事例は特例だと思っておいた方が良いと思います。